「学童って、小学校何年生まで預けられるの?」「高学年になっても利用できる?」——そんな疑問を持つ保護者の方は多いのではないでしょうか。
学童保育は共働き家庭にとって欠かせない存在ですが、対象年齢や開所時間は施設の種類によって大きく異なります。「てっきり3年生までだと思っていた」「4年生になったら入れなくなった」という声もよく聞かれます。
この記事では、学童保育が何年生まで利用できるのか、実際に何年生まで通う子どもが多いのか、お迎えは何時まで必要なのか、そして学童をやめた後の放課後の過ごし方まで、保護者の疑問にまとめてお答えします。
学童保育は何年生まで預けられるの?

学童保育に預けれらるのは、小1から小6まで対象となり、何年生になっても通うことができます。
学童保育(放課後児童クラブ)は、保護者が就労などで昼間家庭にいない小学生を対象とした放課後の居場所です。授業が終わってから保護者が帰宅するまでの時間、子どもが安全に過ごせる場所として、共働き家庭を中心に広く利用されています。
もともと法律上「おおむね10歳未満」を対象とする規定があり、小3程度までが主な利用者でしたが、2012年の児童福祉法改正により、2015年4月からすべての小学生(小1〜小6)が対象として明確化されました。
これにより、法律上は小学1年生から6年生まで学童保育を利用できることになっています。ただし、「法律上は6年生まで利用可能」と「実際に6年生まで利用できる」は必ずしも同じではありません。公立学童と民間学童では対象年齢の実態が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
公立学童・民間学童、それぞれの対象年齢の違い
公立学童(放課後児童クラブ)と民間学童では、受け入れ可能な学年に差があります。下記の表を参考にしてください。
| 種別 | 対象学年 | 閉所時間の目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 公立学童 | 主に1〜3年生 | 18時頃 | 自治体によっては4年生以上も受け入れ |
| 民間学童 | 1〜6年生対応が多い | 20〜20時30分頃 | 施設によって異なる |
公立学童は定員が限られているため、高学年になると「待機」が発生したり、実質的に低学年優先となる自治体も少なくありません。特に都市部では定員不足が深刻で、4年生以降は事実上入れなくなるケースもあります。
一方、民間学童は6年生まで対応しているケースが多く、高学年でも安心して預けられるところが多いです。料金は公立より高めになりますが、長時間預かりや習い事との組み合わせなど、サービス内容も充実しています。
住んでいる自治体のルールを確認するとともに、高学年まで継続して利用したい場合は民間学童も視野に入れると良いでしょう。
なお、学童によってルールは様々で、おやつの時間があったり、ゲームの持ち込みが可能だったりと、施設ごとに雰囲気はかなり異なります。見学や問い合わせはもちろん、実際に通わせている保護者の口コミが一番リアルな情報源になることも多いです。
実際に何年生まで学童を利用する家庭が多い?平均データで確認

制度上は6年生まで利用できるとはいえ、実態はどうなのでしょうか。
こども家庭庁の調査(※)によれば、学童保育の利用者は1〜3年生が全体の約8割を占めています。つまり、利用者の大半は低学年であることがわかります。
4年生以上の利用者は全体の約2割にとどまっており、多くの家庭が3年生を目安に学童を卒業していることがうかがえます。
※こども家庭庁「令和6年 放課後児童健全育成事業の実施状況」
3年生でやめる子が多い理由と、高学年が学童を続けるメリット
3年生で退所する子どもが多い背景には、いくつかの理由があります。
3年生でやめる主な理由
- 公立学童の定員の関係で4年生以降は入所しにくくなる
- 子ども自身が「なんで自分だけ学童なの」と感じ始める。友達が自由に過ごしているのを見て、縛られることへの抵抗感が出てくる時期でもある
- 習い事が増えて放課後の時間を別の活動にあてるようになる
- 鍵を持って留守番できる年齢になったと保護者が判断する
- 学童での生活が合わなくなってくる子どもが出てくる
3年生の終わりが、ひとつの区切りになっている家庭が多いのが現状です。
高学年になっても、安心できる居場所があることは子どもにとって大切です。学年が上がるほど鍵っ子問題や生活の乱れが気になるご家庭も多く、学童を続けることで得られる安心感は小さくありません。
高学年まで学童を続けるメリット
- 放課後に安全な居場所が確保できる
- 共働き家庭でも長時間の留守番をさせなくて済む
- 宿題や自習の習慣が身につく。家でひとりだとなかなか机に向かえない子も、周りの目がある環境だと自然とスイッチが入る。「学童に行ったら宿題をする」という流れ自体が、習慣のひとつになっていく
- 下の学年の子の面倒をみることで、思いやりやリーダーシップが自然と身につく
- 夏休みや長期休暇中の居場所を確保できる
- 気の合う友達ができると、学童自体が楽しみな場所になる。居場所と仲間が同時にできるのは、子どもにとって大きい
高学年になっても「安心して預けられる場所」を求める家庭には、公立学童の代わりに民間学童という選択肢が有効です。
夏休みや長期休暇中は何時まで預けられる?開所時間と注意点
通常の学期中と異なり、夏休みなどの長期休暇中は学童保育が朝から開所します。公立学童では朝8時頃から開所しているところが多く、子どもたちは1日を通して利用することになります。閉所時間は通常の学期中と変わらないことがほとんどです。
夏休み中は昼食の提供がある施設とない施設がありますので、お弁当の持参が必要かどうかも事前に確認しておきましょう。
注意したいのは、夏休みのみの短期利用が難しい施設が多い点です。公立学童の多くは年度単位での登録が基本のため、「夏休みだけ利用したい」と思っても受け入れてもらえないケースがあります。
民間学童では夏季のみのスポット利用や短期入会に対応している施設もあるため、「夏休みだけどうしても預けたい」という場合は民間学童を検討してみましょう。
学童のお迎えは何時まで?公立・民間の閉所時間を比較

学童保育に子どもを預ける際、「何時までにお迎えに行けばいいのか」は保護者にとって大きな問題です。仕事の終わり時間と閉所時間が合わなければ、毎日の送迎が大きなストレスになってしまいます。閉所時間は公立と民間で大きく異なりますので、選ぶ際の重要なポイントのひとつとして確認しておきましょう。
公立学童の閉所時間と、仕事が間に合わない場合の対処法
公立学童の閉所時間は、多くの場合18時頃です。延長保育が設けられている自治体でも19時前後が多く、残業や急な仕事が入った際に間に合わないケースも出てきます。フルタイム共働きの家庭では、日常的に閉所時間との戦いになることも少なくありません。
仕事が閉所時間に間に合わない場合の対処法としては、以下のような方法が考えられます。
- 緊急連絡先を登録する:祖父母や近所の知人に迎えを頼める体制をあらかじめ作っておく
- ファミリーサポートを活用する:地域のファミサポ制度を利用して有償でお迎えを依頼する
- 民間の送迎サービスを利用する:学童から自宅まで送迎してくれる民間サービスを探す
- 民間学童に切り替える:延長時間が長い民間学童への変更を検討する
特に「繁忙期は18時に間に合わない」という方は、日常的に使えるサポート体制を整えておくことが重要となります。
延長保育あり!民間学童なら何時まで預けられる?
民間学童の最大のメリットのひとつが、開所時間の長さです。多くの民間学童では20時〜20時30分まで預かってくれる施設があり、フルタイム共働きの家庭でも安心して働くことができます。
さらに、夕食の提供や自宅までの送迎サービスを備えた施設も。仕事が長引いてお迎えに行けない日でも、子どもが安全に過ごせる環境が整っているのは大きな安心感につながりますね。
また、民間学童の中には英語や体操、プログラミングなど習い事の要素を取り入れた施設も多く、「預けながらスキルも身につく」という点で共働き家庭から支持を集めています。
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小4の壁とは?学童をやめた後の放課後の過ごし方

「小4の壁」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。これは、小学4年生になったタイミングで公立学童に入りにくくなり放課後の居場所に困る問題に加え、学習の難易度が上がるだけでなく、子ども同士で放課後を過ごしたがるようになる時期でもあります。「学童より友達と遊びたい」という気持ちが強くなり、親が決めた放課後の過ごし方に反発するケースも出てきます。
公立学童は定員の関係で低学年が優先されることが多く、4年生になると継続して通えなくなるケースがあります。4年生になって急に「居場所がない」という状況を防ぐためにも、3年生のうちから次の選択肢を考えておくと安心です。
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学童をやめた後の3つの選択肢|留守番・習い事・民間サービス
学童をやめた後、子どもの放課後の過ごし方としては主に以下の3つが考えられます。
① 自宅で留守番
高学年になれば留守番ができる子どもも増えてきます。鍵の管理や緊急時の対応を事前に練習しておくことが大切です。ただし、長時間のひとり留守番は安全面・生活面での不安も伴います。自律できる子は宿題を済ませて夕方を有効に使える一方、親がいない時間をゲームに費やしてしまう子も少なくありません。留守番が「自由時間」になるかどうかは、子どもの性格と家庭でのルールづくり次第です。
② 習い事
スポーツ、音楽、英会話、プログラミングなど、習い事で放課後の時間を充実させる選択肢です。週に数回の習い事があれば放課後の時間の使い方も自然と決まります。子どもの興味関心に合わせて選べる点も良いでしょう。ただし、習い事のない日の過ごし方については、きちんと決めておく必要があるでしょう。
③ 民間の学童・アフタースクール
公立学童に代わる選択肢として、民間の学童保育やアフタースクールを利用する方法があります。英語学習やプログラミング、スポーツなどを組み合わせた施設も多く、放課後の時間を有意義に使えます。公立学童と比べると費用はかかりますが、高学年まで安心して預けられる点は大きなメリットです。
英語や習い事もできる!民間の放課後アフタースクールという選択肢

公立学童に代わる選択肢として、英語学習や習い事をセットにした民間の放課後アフタースクールを選ぶ家庭が増えています。預かりながら何かスキルも身につけてほしいという共働き家庭のニーズにフィットしていることが、その背景にあります。
高学年でも受け入れ可能な施設が多く、公立学童に入れなかった場合の受け皿としても機能しています。また、オールイングリッシュ環境で英語が自然に身につく施設では、放課後の時間を英語力の強化に役立てることもできます。小学校の英語授業は週1〜2コマにとどまりますので、放課後に毎日英語環境で過ごせるかどうかは、英語力の伸びに直結します。
ここで子どもを預けながら英語も学べる!ココアスキッズのご紹介
COCOAS KIDS(ココアスキッズ)アフタースクールは、愛知・埼玉・神奈川・大阪の6校を展開する英語学童です。放課後の時間をまるごと英語漬けで過ごせる環境が整っており、ネイティブ講師と一緒に過ごすオールイングリッシュな毎日がお子さまの英語力を自然に伸ばします。
預かり機能と英語学習が一体化しているため、別途英会話教室に通わせる手間もなく、共働き家庭に特に支持されています。英語初心者でも安心して通えるカリキュラムが整っており、小学1年生から無理なくスタートすることが可能。学童を探しながら英語力も伸ばしたいという方には、一度検討してみる価値がありますよ。
まとめ|何年生まで学童を利用するかを決めるポイント
この記事で解説した内容をまとめます。
- 学童保育は法律上、小学1〜6年生が対象(2015年4月から)
- 実態としては1〜3年生が利用者全体の約8割を占める(こども家庭庁調査)
- 公立学童は18時頃に閉所するところが多く、民間学童は20〜20時30分まで対応可能なケースがある
- 夏休みなどの長期休暇中は朝8時頃から開所するが、短期のみの利用は難しい施設が多い
- 4年生以降は公立学童に入りにくくなる「小4の壁」に注意が必要
- 学童をやめた後の選択肢として民間アフタースクールも有効
何年生まで学童を利用するかは、子どもの成長とご家庭の状況に合わせて判断することが大切です。「高学年になっても安心して預けられる場所を探したい」「預けながら英語も学ばせたい」という方は、ぜひCOCOAS KIDS(ココアスキッズ)アフタースクールをご検討ください。
